遺書の作成

縁起でもないお題!と思われるのは承知で書きます。
前回もお伝えしましたが、会社の先輩が心臓発作で、若くしてお亡くなりになりました。その事がきっかけで、今うちのチーム内では保険、銀行口座、証券口座の整理、そして遺書の作成という作業に各々が取りかかっています。日本では相当のことがない限り普段”弁護士”という方々に接することはないかと思いますが、香港では例えば家を買う時、結婚するとき、など誰でも普通に弁護士を通して契約書などを作成します。そして遺書というのも弁護士を通して作成することになります。正直言ってそこまでの資産はないのですが、、、と思ったのですが、香港では(日本でもそうかもしれません)遺書がないと故人の資産がご家族に相続されるまで約一年かかるそうです。また、複数国にまたがって資産があるともっと時間がかかったり複雑になったりと、要は、遺書があるとその後家族にとって手続がきかなりスムーズになるのです。私はサムのお父様の同僚で日本・香港の両方の弁護士資格を持っている日本人の先生にお願いすることになりました。ちょっと遅いかもしれませんが、これからの人生は自分だけじゃなくて家族全体の事を考えながらやっていかないとと思う今日この頃です。