旅行準備&週末の勉強

イラン旅行、日に日に見通しが明るくなって来ました。ビザはほぼ大丈夫な気がして来たので旅行準備を進めることにし、今日は旭屋書店にて地球の歩き方-イランペルシャの旅を購入。女性は飛行機を降りる瞬間から頭を隠し、だぼだぼの上着を着ないといけないらしいので明日は大きめのスカーフとレインコート風の上着を探しに行きます。
日中はショッピング三昧だったので(といってもほとんどウィンドウショッピング)夜は反省を込めてちょっと勉強をと思い、先週読んだ本を再読。英語版しかないけどこれはおすすめです、GaveKal Research (www.gavekal.com)というところが書いた Our Brave New Worldという本。アメリカ経済、とりわけ住宅バブルが崩壊するすると言われ続けている割には一向にそうならないのは何故なのか(住宅価格の上昇は実は米国の30年国債の価格の上昇と全く同じ動きをしているだけ、つまり住宅とは最もデュレーションの長いアセットであると考えるとこの価格の上昇は当たり前と捉えられる)。中国やアジアが世界の生産拠点となった今、先進国は生産に伴うボラティリティもアウトソース出来ている=先進国製造業の収益のボラティリティは低下している。このような構造変化を的確にマーケット分析に適応出来ている人がまだまだ少数派なこと。収入格差(income disparity)が存在するのは健全なことである理由(香港は世界有数の収入格差を誇るが犯罪率は極めて低い)などeye-openingな内容でした。